mercredi 26 août 2015

フランスの女優のバラ

涼しい分にはいいんですが、それにしてもあの猛暑からこの突然の涼しさは
一体・・・?って感じですよね。
バラさん達も、少し温度が下がった所で再び蕾をつけだしています。
今日はちょっとフランスの女優さんのバラにでも登場していただこうかと。
フランスの女優と言って、ぱっと思いつくのはどなたでしょうか?
フランスの映画って昔のものは素晴らしかったと思うんですがね。
最近のフランスの映画はずっと見ていないので、まぁ、代表的な方というと
カトリーヌ・ドヌーブ様とか、そうそう、あの方も・・・
モンプティジャルダンにはあの方がいらっしゃるんです!
「ブリジット・バルドーさま~っ!」

Orard Brigitte Bardot
蕾から開きかけたところです。
赤一色ぽくみえます。雨のしずくが清々しい。


おやっ!もう少し開いて何やらストライプらしきものが見えてきました。


そうなんです。赤にピンクのストライプが入っているんです。
う~ん! 見れば見るほどBB様っぽく感じます。
もちろん若い時のBB様ですが・・・。 可愛くて色っぽい。 
頭につけたおリボンのようです。


雨にぬれたBB様も素敵!


フランスのセレブはサントロペに住んでいらっしゃいます。
BB様のお歌でも聴きましょう!



ソーダのようにはじけてていいね!
妙に懐かしく感じる昔のフレンチサウンドです。
ところで、モンプティジャルダンには女優さんとしては、イングリッド・バーグマン様
もいらしたのですが。 春から夏の移植に適してない時期に何度か移植したら
枯れてしまったんです! あまり知識がなかったもので・・・
でも、正直、イングリッド・バーグマン様は他の赤いバラに比べて
そんなに特徴はないといったら失礼かしら? 香りもあまりないし。
赤バラはニコロ・パガニーニ様やら強香のフラムやらいっらしゃるので
もういいかな。

さぁ、これからそろそろ秋に向けて草むしりでもしないとね!
ではまた、ごきげんよう!Ciao!!

jeudi 20 août 2015

マカロンのバラ

最高の猛暑日が1週間連続するのを経験し、オーブンの中のとろけたチーズ状態
になっていましたが、ちょっと暑さが一段落して、再び収縮しほっとしております。
バラ達もなんとなく、真夏モードから秋に向って準備し始めている気配を感じます。
今日は今年6月頃のバラさんに登場してもらいましょう。
Macaron à la framboise ラズベリーマカロンのバラさんです。

Guillot Ladurée
ギヨーのラデュレです。
最初は赤珊瑚色に咲きます。
赤でもなくオレンジでもなくピンクでもなくピッタリ just 赤珊瑚色! Corail rouge!
この色がとっても好きなんです。 
そして、次第にウォームピンクへと退色して行きます。


お花の形は整ったロゼット咲き。
ちょっと詩的な情景を感じ、趣があります。
そして、ラデュレのマカロンも食べたくなってきます。


じゃ~ん! ド・超久しぶりにラデュレでラズベリーマカロンをゲットしてきました!
気分はラズベリー色! いや、フレンチなのでフランボワーズ色と言っておこう。
一体、一個何カロリーあるんだろう? デブリンコになりますね!
でも、いいんです! おいしいパティスリーはカロリーが高いものなんです。
生クリームやバターやカカオをたっぷり使った濃厚なヨーロッパのスイーツ
大好き!


なんだかお皿のバラの絵までラデュレのバラに見えてきます。
中に挟まれたラズベりージャム、じゃない、コンフィテュール・オ・フランボワーズは
美味です。 パクリっ!
ものすご~く久しぶりにラデュレに寄ったのですが、なんだか前よりマカロンの
色合いが、フレンチっぽくなくなっていたような気がします。
特に水色のマリーアントワネット茶のやつが。 とってもアジアを感じる水色でした。
色ってちょっとしたニュアンスで印象が変わります。 色覚に敏感なものでね・・・


庭のアジサイとラデュレ。 
アジサイとかラベンダーとか自然な紫系の色がきれいすぎる花が沢山あるので、
正直、バラに紫系、水色系を求めない自分がいるかな・・・。


早く涼しくなって秋または初冬バラを楽しみたいです。
ではまたね! À bientôt!

mercredi 12 août 2015

玉虫色?またはちょっとオパール色なオールドローズ

 毎日蒸し暑くて、温めたグミみたいにグンニャリしておりましたら・・・
ポストに行くと、思いがげず涼やかなカタログが入っているのを発見。
そう、昨年頃から、冬のロングポットの大苗をはじめ、京成バラ園の通販にて、
ポツポツと注文し始めたのでした。
届くバラ苗にはいつも小さなリーフレットがついていて、さすが日本最大規模の
老舗だけあって、なるほどなぁ、と思うバラ栽培の注意点などがコンパクトに
まとめられてありました。
で、予期せず、今週京成バラ園の通販カタログが届いたわけ。
開くページ、開くページ、目が覚めるような、きれいなピンクや黄色やオレンジや、
カラフルなバラの写真であふれ返り、かつ写真のクオリティも良く、思わず、
小さな子供のように、両手をあげて「わ~いっ!」と叫んだのでした。 心の中で。
バラ図鑑のように夢を見させてくれるカタログ。
酷暑の中に涼しいそよ風が吹いてきたような感じです。
千葉には日本のロザリアンのための強力な基地がある!と思いました。
(それに千葉はゴルフ場も多いし。 チバジェンヌな暮らし、なんていかが?)

それでは、今日は涼しげなオールドローズに登場してもらいましょう。
「マダム・ジョセフ・シュヴァルツ様! お目みえになって!」

Madame Joseph Shwartz
シュワちゃんみたいに、語源がドイツ語の名前ですね・・・
フランスで1880年作出されたオールドローズ。
ホワイト デュセス・ドゥ・ブラヴァンと言う別名があり、ピンクのデュセス様と
色違い品種らしいです。


最初、まっ白だと思っていたら、ちっこいクリーム色の蕾がいくつもつきだしたなぁ、
と思っているうちに、ある日、パッと開き始めました。
やや波打つフリルがかったクリームホワイトの花弁に光の具合や見る角度で、
微妙に淡いピーチやピンク味を帯びた色合いが乗ります。
ちょっと玉虫色みたいな、乳白色のオパールみたいな印象を受けます。
この子はこの冬どこかに地植えする予定。
オールドローズの中には思いがけず、ヨコにタテに暴れるようにグワ~ンと
大きくなる子が沢山います。
それなりに重量がでてくるので、それを支えられる高さのある壁かフェンスか
木ののそばに植えないとね。
ルイーズ・オディエさんなどは小さい苗のうちは、まさかそんなに大きくなるとは
思ってませんでした。 
今植えてある所は倒れそうなので、この冬移植を検討しております。


それにしても、シュワちゃんは美しいので、思わず同じような写真を何枚も
のせたくなっちゃう・・・
開花したバラはどれも美しいものですが、時々、その美しさにハッと息をのむ
瞬間があります。
日々、小さな驚きや感動を与えてくださるバラさん。 
お仕えしたくなっちゃいま~す!
やっぱり夏は白系のバラが楚々としていいな・・・
では、またね! ごきげんよう!


mercredi 5 août 2015

一家に一台、じゃなくって、一庭に一本?のバラ

そして、暑さはピークに達した・・・
にもかかわらず、 mon petit jardin でけなげに、可憐に咲いている
バラの花を見るとちょっと胸キュンです。
朝からかなり暑い思いをするけど、やっぱり上げて良かった!お水!
素直に純朴に答えてくれる、人間と違って・・・(かなり病んでる?)
暑さの中で元気なのはデルバールやドイツのバラが筆頭。
日本の夏の暑さにも強い種類は、葉が茂っていて、緑色が濃く、艶があります。
このきびしい夏に強いということは、一年を通して強健です。
ローズ・ドゥ・モリナールは春と変わらず輝いて咲いてます。
最も好きなバラの1つ。 ウエルカムフラワー的な位置に植えてあります。

今日は一家に一台のテレビ(昔の話)みたいに、バラ愛好家の庭に
一本は必ずありそうなバラさんに登場してもらいましょう。
6月頃の写真です。

Pierre de Ronsard
ピエール・ドゥ・ロンサール様、略してピエロン(!)です。
16世紀のフランスの詩人の名前です。
いつも思うんですが、メイアン社ってバラのネイミングがばっちりですね。
名前からいろいろ想像の翼が羽ばたいて行きます。


ちょっと angelique な雰囲気のあるバラです。
中央がピンクで、外側に向かって、だんだん白にグラデーションして行くのですが、
咲き始めの頃、一番外側の白い部分が緑ががっているのがとても魅力的です。


壁面に這わせています。 
どんどん伸ばして、はきだし窓の上部にアーチを描くように這わせたいと
思っています。
そこはかとなく淡い香り。 
春の天気の良い朝、花に顔をかなり近づけると、ほんわか香ります。
ピエロンの写真をみていたら、涼しい気分になってきました。
では、またね! Ciao ciao !!