vendredi 1 avril 2016

ビオとロカボ

だいぶ暖かくなってきましたね。
バラさん達はそれぞれのペースで新緑を増やしているところです。
中には蕾をつけだしたせっかちな輩もいます。
4月後半くらいには再びバラについてアップできるでしょう。
今日は最近食生活においてマイブームになっていることについて。
小さい時から甘いものが大好きで今に至っているそれがしですが、ここのところ
甘み自体にこだわりだしました。
それは何かと言うと、
真っ白に精製されたお砂糖より、円やかで風味があってミネラルもある
おいしい粗糖や蜂蜜を食そう!ということです。
じゃん!

my sugar collection
左から、フランスでは日常的に使われているブラウンシュガー。
カソナードと言います。
そしておなじみの黒糖。 サトウキビの蜜であるモラセス。
ついでに、試しに買ってみた(高い!)マヌカハニー。
俄然、ホームメイドスイーツを作る意欲もわいてきました!

そんな流れで、市販のおかしまで、なるべく粗糖を使ったものを食したい!
と思うようになった今日この頃。
じゃじゃん!

mon petit goûter!!
ジェルブレは結構昔からあるフランスの栄養食品メーカー。
小麦胚芽やブラウンシュガーなどを使ったビスケットシリーズがあります。
個人的には、ここのビスケットはどれを食べてもおいしい。
甘さの加減が丁度良し。 白砂糖を沢山使ったくどい甘みとは違います。
近くのスーパーで買えるのもうれしい。 
ただ日本では種類が限られていますが、フランスにはもっと沢山の種類が
あります。
パッケージのふたには
Dis-moi ce que tu manges, je te dirai qui tu es.
という美食家サヴァランの言葉が書かれています。
食べているもので、その人がどういう人かわかる、と言った意味。
さすが、グルメの国の方のおっしゃることだわ。
以前、フランス人に、どうしてフランスにはアメリカのように、うんと太った人を
あまり見かけないのか聞いたところ、
「いろいろなものをバランスよく食べるからだよ」と言ってました。
そう、manger équilibré ですね。

そして、更にその流れで、炭水化物もなるべく白く精製してないものを
とるようにしよう!と心がけるようになってきました。
例えば、白米より玄米、うどんよりおそば、普通のパスタより全粒粉パスタ、
と言う風に。 玄米は今時の炊飯器ですと結構おいしく炊けます。
じゃじゃじゃん!

kinds of food recommended by Nole
ついでにキヌアやアマランス、かぼちゃの種、スーパーで売っていたフランス製の
砂糖、塩無添加のミューズリーまで揃えてみました!
かぼちゃの種って食べてみたことなかったのですが、なかなかおいしいですね!
キヌアやアマランスは小鳥のえさのように見えますが、鉄分やマグネシウムが
含まれています。
有機食品は英語だとオーガニックですが、フランス語だと、ビオロジーク、
略してビオです。 
特に意識してなかったですが、皆、有機食品売り場においてあるものばかり。

気が付いて見ると、ノール(親しみをこめてDjokovicさんをそう呼ばせてもらおう)
が著書で勧めている食材がほぼ集まっているではないか?!
あと、シラタキも勧めていましたが、日本では普段ごく当たり前に食べてますよね。
シラタキはロカボに欠かせない食品です。
でも、グルテンフリーや大好きな乳製品なし、の食生活を送るわけではない、
というのがノールとの大きな違い・・・。
小麦グルテンアレルギーではないし、明日テニスの試合で闘うわけでもないし。
(開きなおっている) おいしいものはおいしいんです!
チョコレートは、有機のもの(甘すぎる、高い、ま○い)より、スイスやベルギー
の板チョコの方がはるかにおいしい!

結局のところ、ビオやロカボを実行しようとしているわけでもないようで、
パティスリーを食べるためにも、普段は内臓の負担を軽くする上で
なるべく、あまり精製されてない炭水化物やおかしを食べよう!
といったところでしょうか。
粗糖を使ったおかしが当たり前に出まわるようになったらいいな!

それでは、また次回! ごきげんよ~!