面白いです。 今日ご登場のバラもその時々で咲く表情がいろいろに変わります。
コンフィダンス。 1951年フランスメイヤン社作出のハイブリッドティーです。
フランス語で信頼、とか、打ち明け話という意味があります。
夏はピンクみがなく、クリーム色で咲いていました。 上は9月に咲いた時の写真。
バラ図鑑でみるような薄桃色になってきましたが、結構ピーンとした剣弁型でした。
そして、今週。
それまで剣弁で咲いていたのが、ひらひらっとした、ややフリルががった
半剣弁で咲きました。
弁底に淡い黄色が入っていて、季節よって、そのかかり具合が変わるようです。
果物で言うと、白桃から黄桃手前のような淡い色合いです。
もう一枚。
晴れた日もいいけど、曇った日も優しくしっとりした表情を見せます。
ふわっとひろがり、おおらかで、ちょっとオールドスタイルな感じだけど
優雅なバラです。 そこはかとなく香り立つ芳しさがあり、おしとやか。
そういう女性に打ち明け話をしたくなるのでしょうかね? うふふ?
この晩秋に、後、どのバラが咲いてくれるでしょうか・・・
植え替えだの、剪定だの、寒肥だの、つるバラの誘引だの、これから
寒くなっていく中いろいろな作業が待ってます。
夏の間は散々汗をかき蚊にさされて作業したものですが、今度は寒さと
闘います。 バラ女王様(ご主人様)に翻弄されながらお仕えする
ジャルディニエール(仏語で庭師)でした・・・。