jeudi 16 juin 2016

印象派画家のバラ

梅雨に入ったところで、曇りの天気がつづいてます。
ぼちぼち小さい鉢に植えてあるバラさん達を鉢増ししたり、
お礼肥や薬剤散布を始めるところです。
だんだんバラ育ても要領をつかめてきたかなと思う今日この頃。
前よりだいぶ失敗が少なくなってきました。
オールドローズもイングリッシュローズもデルバールやギヨーローズ、
その他1990年前後以降のシュラブローズも、負担をかけることを
しなければ、育てるのはそれほど難しくない。
問題はハイブリッドティーローズだ。
この子達は基本的に広くて木陰が生じず、良く陽が当たり、風通し良く、
水はけのよい所、つまり環境がとても整ったところでないと不調になりやすい。
20世紀のHTはことに。
それにしっかり間隔をとる必要があるので、モンプティジャルダンのような
小さな庭での地植えはなるべくやめることにした。
ほぼHT=鉢管理にシフトしつつある。

さて、今日のモンプティジャルダンでは育てやすく、樹勢の良い
デルバールローズさんをお呼びします。
「お~い! クロード・モネ!」
えっ!あの印象派の巨匠ですか?
いくらフランス人とは言え、大胆なネーミングでないすか?
でも、レオナルド・ダヴィンチだって、なぜあのフラッシュピンクが
ダヴィンチなのかよくわからないし、まぁいいか。

Delbard Claude Monet
柔らかな黄色と明るいピンクの絞りです。
ペロペロキャンディーの色使いでかわいいな!きゃっ!きゃっ!
蕾ちゃんも丸っこくて二色の飴玉のようでかわゆし。


若干絞りがあまりよく写っていないショットですがアップでどうぞ。
デルバールローズはやっぱり真っ青な空に映えるバラだよね。
オールドローズやイングリッシュローズはやや曇りの日や半日陰のところで、
しっとりとして見えるものが多いですが。


ラヴェンダーと一緒に、フレンチな感じを楽しみます。
バラのコンパニオンプランツには紫や青のものがよく映えますよね。
ついでにラヴェンダーにフォーカス。

lavande grosso
今が一番花盛りの時。
この香り大好き、癒されます。


紫系、青系の色はこのような小花が好きです。
爽やかでいいな。

さぁ、これからまた、草むしりでもしなくっちゃ。
これからの季節は蚊から身を守るため、防護メガネやら防護ネットつき帽子を
つけて武装します。
去年はブヨの類にやられてひどい目にあったので懲りごり。

ではまたね! ごきげんよ~!!




mercredi 8 juin 2016

ピンクレディーなバラ

バラのいいところは、春一斉にわ~っと咲いた後、それで終わりでないこと。
一季咲きのバラは春2カ月くらいの間咲いて終わるけれど、
返り咲きで秋再び咲くバラもあれば、四季咲きや繰り返し咲きで冬まで
何度も咲くバラもある。
早咲きのバラもあれば遅咲きのバラもあり、あっちが咲き終わったかと思うと
今度はこっちが咲きだし、順々に目を楽しませ続けてくれる。
ピンク色系中心に限りなく色のヴァリエーションに富んでいるバラは
ピンク色好きを魅了してやまない。
好きなものというのは、理由もなければ、年齢も関係ないものだ。

モンプティジャルダンにてピンクレディーと呼びたくなるストライクなピンク色の
御婦人が咲きましたところで、おめみえしてもらいませふ。

Guillot Chantal Mérieux
シャンタル・メリュー様です。
ここのところ曇りの日が続いているので、ピンク色がデジカメを通して
実際の色より白っぽく脱色して写ってしまっております。


こちらは、比較的実際の色に近く写っております。
彩度が高く、澄んだ発色の良い色。
遠くから見てもぼやっとしない色合い。 この華やかさはやっぱりフランスのバラ
だなと思います。


花弁に切れ込みが入っていて可憐です。
ギヨーのバラはデルバールとはまた違った魅力があります。


ピンク色って、桃色やサーモンピンクのように黄色みがはいった色に対し、
黄みが少なく青みを感じるライラックを帯びたピンクがあるとすると、その両方の
中間あたりのピンク色です。


ギヨーのお花は花弁がきれいに整っているものが多いように思います。
この冬地植えにする予定。


雨にぬれた姿もかわゆし。


バラさんは今もちきりになっている東京の政治家のドロドロした人間模様を
何も知らず、永遠に清純な姿で人の心をいやしてくれる・・・。
テレビを見たら、スムーズに書道するのにシルクのチャイニーズドレスを着たり、
家族旅行中に宿泊ホテルで会議をしたり、人間ってなんて奇妙な行動をする
生き物なんだろう、とバラさんはきっと思うかもしれない。

では、また次回! ごきげんよ~!!