lundi 21 juillet 2014

フューシャピンクのバラ

バラをいくつか育てて気がつくことは、伸長の仕方がそれぞれ株によって
全くマイペースだということ。 気がつかないうちにいつの間にか短期間で
あっという間に背が高くなっているバラもあれば、いつまでたってもなかなか
背が伸びないバラもあるし。 それに、ほっとくと、バラ図鑑に書いてあるより、
もっと背が高くなるバラが結構あるようです。
ハイブリッドティーの類だろうと思って購入したゲーテローズもこの頃
思ってたよりも背がどんどん伸び出して繁っています。
淡い色合いも好きですが、鮮やかな色合いのバラも好きで、フューシャピンク
のバラを何本か植えてあります。
パレード、ゼフィリーヌ・ドルーアン、マヌゥ・メイアン、マリア・カラス、
キャプテン・ハリー・ステビングスなど。
いったいこのキャプテン・ハリー・ステビングスは何者なのか(軍人?船長?)
わかりませんが、バラ図鑑で見てきれいな色・形だったので購入したのでした。

Captain Harry Stebbings
パレードと同様、アメリカのバラでなかなか元気なヤツです。
花型は面白いように、毎回高芯剣弁型に咲き、形がくずれません。
外側がピンピン、つんつんしています。


イングリッシュローズやデルバールに代表される八重咲きのバラがトレンド
ですが、20世紀に盛んに品種がつくられた高芯剣弁のハイブリッドティーの
オーソドックスな形も好きです。
最近は暑いし、庭にでると蚊がとびかかってくるので、ちょっとお世話するのを
怠りたくなってきます。
私にとって冬季限定のラデュレだとかパティスリー屋さんはすっかり遠のいて
おりましたが、しまった!この間キャスちゃんのお店の中にふらっと入って
しまい、散財して(もともとないですが・・・)しもうた!


ワンちゃんの形をしたショートブレッドを見つけた!と思ったら、隣に
苺ちゃんのビッツの入ったビスキュイまで並んでいるではないか!


結局、アイフォンカバーやマグカップまで買ってしまい・・・
なんか、キャスちゃんのお店って素朴な幸せ感が漂っていて、店内には若い
女の子からおばあちゃんまでいらっしゃいます。
冷たいミルクでも飲みながら、ワンちゃんのショートブレッドでもいただきます!
苺ちゃんのほうもほんわか苺の香りが漂います。
ハッピーな幼稚園生気分になったところで、暑さと闘うか!

samedi 12 juillet 2014

英国のお紅茶でも飲みながら

「あいつをフェンス沿いに寄せて、こいつをオベリスクに回して、・・・」、
ジャルディニエールはまるでサッカーの監督のように、バラたちの配置換えを
行い采配を振るう。(植物女子ジャルディニエール第2話より)
中には野蛮なバラ(?)野郎がいて、頭つき、噛みつき、肘打ち、ぶっとい
太ももで背後からひざ蹴りなどをするヤツらがいる。 
そいつらは即、バラピッチから退場!処分! 
空いたポジションは補充した新苗や大苗のバラで埋める。
バラ王国の監督としては、1-7の歴史的大恥をかかぬよう、相手チーム
(何の?)の弱点をよく分析するのも仕事のうちだ。
なんだか、サッカーとバラで錯乱状態となり迷走しております・・・

強い雨風続きで葉っぱをバラバラ落として枯れるかと思ったバラさん達も、
またいつの間にか、新しい葉をつけだして、ちょっとほっとしている今日
この頃です。
今日はウエッジウッドローズをアップします。

The Wedgewood rose
エグランティーヌがお嬢ちゃまだとすると、こちらは妙齢のご婦人という
感じです。
5月の1番花はとても大きく、花弁数もとても多かったです。
「私の重たい頭をなんとかしてちょうだい!」と言わんばかりに、こうべを
垂れて咲いていました。 
うす~い透けるような花弁が何枚も何枚も重なっています。
眺めていると、「こんなに沢山花弁をつけて咲いてくれてありがとう。」と、
その度に感謝したくなってきます。


香りはティー系で軽くグレープフルーツのような香りがします。
そのうち、ウエッジウッドの花瓶でも調達して、そこに一杯挿したら
きれいだろうな。


こんな感じのペールブルーの花瓶と淡いピンクの組み合わせは
優しくて素敵そう。
そしてウエッジウッドのお紅茶でも飲みながら、サッカーの試合でも見る???
ちょっとギャップありすぎか・・・。
最近、黄色と緑のカナリア色に親しみを感じている自分でした。
カップヌードルブラジリアンチキンもいけてますよ! 

mardi 1 juillet 2014

お嬢ちゃまのバラ

とうとう6月が終わってしまった! 
先週は、今まで見たこともないような大きな氷砂糖のような雹がバチバチ音を
立てて降ってきて、窓が割れるかと思った!!! 
三鷹ほどひどくはなかったけれど・・・
採取しようと思ったが身の危険を感じ、外に出るのをやめたのであった。
案の定、後から庭に行くと、またもや強烈なパンチを浴びせられたバラ達がいた。
葉は破れ、花のついた茎はポッキリ折れ、痛々しい光景であった・・・。
もしかしたら、前世はバラだったかもしれない、と時々思うのだが、バラと同様
じめじめした湿気と蒸し暑さにへたばる自分であった。
まったく、このアジアモンスーン気候と異常気象に翻弄される可愛そうな
バラちゃん。
今2番花が咲きだしたのですが、咲き方が1番花と違うので面白いです。
やっぱり5月のバラの方が花柄が大きくて好きかな。
5月の1番花のエグランティーヌをアップします。


Eglantine
キャサリン・モーレーが16、7才の高校生だとすると、エグランティーヌは小学生の
女の子のような雰囲気があります。 遠くから見ると両方ともソフトピンクで似て
ますが、エグランティーヌの方が微妙に黄味が入って桃色っぽいです。




そして、お花の中央がボタンアイになります。
ふわふわしたソフトピンクのドレスを着たあどけないお嬢ちゃま~って感じです。
とにかくイングリッシュローズの良いところは、アマチュアにとって、
育てるのがあまり難しくない所でしょうか。 
雨続きで葉を落として不調のハイブリッドティーに苦戦している自分でした。