jeudi 27 février 2014

トゥールダルジャン

気温の低い期間、スイーツに関心が高まる私ですが、ただやはり、気になります。
お腹周りのぜい肉や顔周りのお肉が・・・! スイーツは体重増加に直結!!
でも好きなものを楽しみたいのでやめるつもりもダイエットする気もなし。
今日はちょっと話題をアートに変えてみよ~っと。
ヨーロッパでは美術館やあちこちの街角で素敵な絵葉書が売られているので、
その度に買っていたら、いつの間にかちょっとした量になり小箱に入れて
してまってあります。 その中身を見返していたら、この絵葉書が出てきました。

Montezin (1874-1946) notre dame vue de la tour d'argent

ノートルダムを窓から見た風景画です。
この絵の中のノートルダムの横(中央)に描かれている建物の一角にずーっと
住んで、毎日セーヌ川とノートルダムを眺めておりました。
この絵はパリに精通した方はピンとこられるかと思いますが、
トゥールダルジャンから見た眺めです。
私の住んでたところから徒歩2分位でしょうか。
B級グルメで超ハッピーな私も、ご~くたまにこのような高級レストランに
参ります機会がありました。 
そして、そこでいただいたカードにこの絵がついていて、裏を見ると
「貴方の鴨は1890年以来何番目です」という番号がふられてます。
カフェやお店の店員さんは無愛想なことが多いパリですが、ここのギャルソンは
まぁそれは段ちで、ちょっと後ろを振り向いただけで、ささ~っと歩み寄ってきて、
給仕してくれ、内心びっくりしたものでした。
この絵を描いた画家は日本ではほとんど無名ですが、
ピエール・ウジェーヌ・モンテザンという印象派に影響を受けた画家です。
1874-1946なので、ちょうどアンリ・ル・シダネルと同じ頃の人です。
ル・シダネルと同じく、フラワリーな題材の絵が多いです。
もう一枚彼の絵をどうぞ。

La pergola fleurie

 「花の咲くパーゴラ」というタイトルです。
庭のアーチにバラが一杯咲く5月が待ち遠しいなぁ・・・

samedi 22 février 2014

ショコラ・ショー

バラがアクティブでない季節は私にとってスイーツがアクティブ。(太るよ)
でも暖かくなってきて、さらに蒸し暑い夏になるとアイスやゼリー類以外
あまり関心がなくなります。
なので家の中でスイーツを作るのも外が寒い今頃の季節が一番!
リンツショップカフェで味わったスペキュロスドリンクを自分流にアレンジ
して作ってみました。


ミルクにクローブとバニラビーンズを入れて弱火でことこと煮ます。 
その間にビターチョコレートを砕いて湯煎にかけます。
今日はベルギーのコート・ドールの板チョコを使ってみました。
チョコレートが柔らかくなったら温めているミルクに流し、さらにナツメグ、
カルダモン、シナモン、そして、グランマルニエ(フランスのオレンジリキュール)
を少量入れてよく混ぜ、もう少し火にかけたら出来上がり。
スパイシーな味が甘みに深みを与えてくれます。
ちなみに、ここで使っているスパイスはマサラティー、クリスマスティー、
エッグノッグ、ホットワイン、スパイスケーキ、キャロットケーキなどにも
入っているものです。
ホットココアはフランス語でショコラ・ショーと言います。
そう言えばスペインのショコラ・ショーはとろ~んとしていてはまります。
やっぱり冬は体が暖まる飲み物がいいですね! おしるこや甘酒もいいよね・・・
ところで私が大好きな永遠のショコラ・オ・レはこちら。


スイスの子供達と一緒の好み。
フランスで食すパンとパティスリーとクレープはマイナンバーワンなのですが、
チョコレートはなぜか、ナンバーワンでないかな・・・(ごめん、フランス!)
勝手に個人的な味の好みで順位をオリンピック式につけてみると、
金メダル スイス 
銀メダル ベルギー
銅メダルはどうかなぁ・・・もうしかするとヌーテラの国、イタリア
4位 オーストリア (モーツァルトクーゲルンとザッハトルテが好きなので)
5位にフランス (でもフォンダンショコラは最高!)
はっきり言ってどこも僅差で接戦です。
話はそれますが、スイスやオーストリアは冬季オリンピックで活躍する国ですね。
毎シーズン、アルプスのスキー場で滑ったものでしたが、とにかく最高でした。
標高差による圧倒的な滑走距離の長さで、あそこで3,4歳からガンガン滑って
いればアルペン競技のトップに立つのは当然でしょう。
で、チョコの話に戻って、スイスのスーパーに行くと・・・
棚の上から下までチョコレートが一面だーっと列を作って並んでいます。
日本の板チョコと比べると、厚みも大きさも3倍はあるような気がします。
一年の平均消費量が世界トップで12キロ近くのようですが、私もちょっと
張り合える自信あり。
そんなこと言っていて虫歯で歯無しになったら、話にならない!648!874!
えーと、この間、銀座のショコラストリートへ行ってみましたら、


スイスに近いところにあるフランスのショコラティエの直営ショップがありました。
黒と赤がとっても素敵な内外装。
直接フランスから手作りのものを空輸しているそうです。
オーストリアは「デメル」のチョコレートが有名ですが、
イルサンジェーのショコラ一粒のお値段は「出目る」、いえ、「目出る」でした。
セリア御用達の私にとってはね・・・

lundi 3 février 2014

ブルガリア産ローズジャム

インターネットでフォーションのローズジャムと
ブルガリア産のものを注文し、気に行った方をリピートしようと
試みてみました。 ちなみにお値段は多分半分くらい
(グラム数は違いますが)は違ったような。
やはり、ブランドのものってお高いですね~っ。


ビンを開けるとほんのりとしたバラの香り。
ラベルに書いてある成分をみるとレモン果汁も入っています。
そのせいか結構酸味がきいています。
よく見ると、ローズペタルは上澄みの方に層になっていますが
1/3以上はアプリコットローズ色の透き通ったペクチン(ゲル状)
となっています。
あくまでもバラの雰囲気を楽しむジャムとといったところでしょうか。

そして、ブルガリア産のローズジャムのビンをパコンと開けてみると・・・
あら、まぁ!何ともふわ~っと芳しいダマスクの香り!!
中にはぎっしりビンの底まで透き通った花びらが入っていて優しい飴色。
既に頭の中はブルガリアの「バラの谷」へとトリップしています・・・


バラの素敵な風味を楽しめるジャムですが、酸味や甘みの強いもの、
味自体が主張するものと一緒にするとわかりづらくなって
消えてしまいやすいデリケートな味です。
いろいろ試して見たところ、パンケーキにマスカルポーネチーズを塗って
その上にのせていただいたら、バラの風味を発揮して、とてもいけてます。
次はクレープ生地とリコッタチーズで組み合わせてみたいな! うふふっ!
ポイントはプレーンヨーグルトなど、できるだけ砂糖味のはいってない
ものと合わせます。
それで一体いつバラの剪定と土作りをするか?今でしょ!って感じですが、
昨日剪定と大苗の植え付けの実地講習のイベントに参加してきました。
よ~し!外は寒いけどやる気がでてきた!!
そのイベントでとってもラブリーなプレゼントをいただきました。
ローズウォーターとバラの可愛いチョコレート!
(上の写真に登場しています。)
ローズウォーターはイラン製と書いてあります。
そういえば、イスパハンってイランの地名からきてますが、イランも
バラ栽培が盛んなのかしら・・・?
今度は頭の中はブルガリアからトルコを横切ってイランにトリップしています。
さっそくローズウォーターをアロマディフューザーの中に入れて
お部屋にほんわかバラの香りを漂わせてみました。


おっと、ついでにハーゲンダッツのローズ味アイスものせておきます。
発想はいいけど、ややアーティフィシャルなお味でした。