samedi 2 juillet 2016

バラクライングリッシュガーデンに行く

東京と違ってもう少し標高の高い涼しい高原では、6月中旬から7月初旬が
バラの見頃とのことで、バラクライングリッシュガーデンに初めて行ってきました。

Barakura English garden

透明感のあるバラの花と葉の緑で覆われたトンネルは心地よいですよ~!!!
ポールズヒマラヤンムスクでしょうか。
ふんわり優しい。
オールドローズランブラーって風情があっていいですね。


奥の青いベンチがフォーカルポイントになっていて、おしゃれです。


園内のあちこちにイギリス製の素敵なガーデンファーニチャーが散りばめられ、
それぞれフォーカルポイントがしつらわれています。
年月が経ちヴィンティージ感の出ているところに味わいがありますね。
なんだかイギリスにいるような気分になってきました。


たっぷりしたオールドローズのオベリスクも見事です。

Sir Paul Smith rose and golden acacia tree
こちらはアリスの世界をイメージしたお庭で、ガゼボがとってもラブリーです。
サー・ポールスミスの華やかなピンクのバラにバックのゴールデンアカシアが美しい。


こちらはポール様を誘引した6角形のガゼボ。
こんな夢のようなガゼボで毎日午後のお茶など楽しめたらいいだろうな~。
すっかり気に入ってしまいました。

Paul's Himalayan Musk
ひゃ~っ!!! うっとりみとれてしまいますわ~っ!!!
お空に向って花雲のように、ふわふわ、ふわふわ、・・・桜にも似ています。
桜もバラ科に属しているわけだし、なんだか遠い親戚のように思えます。

このポール様はカフェテリアの前の壁面にもず~っと誘引してありました。
そこでぽけーっとポール様を眺めながら、お茶を飲んでおりましたら、
自分の目に不思議な現象が起こりだしたのです。
小さなハート型をした虹色のシャボン玉が沢山目の前でプカプカ浮遊しだして、
現れては、はじけ、はじけては、現れ、・・・
もしかして、自分は天国に近い所にいるのではないか?
という、錯覚がしてきました。
ここでず~っとポール様を眺めながら、ミルクティーとクッキーさえあれば、
後は何もいらない・・・
魔法にかけられたかのように、すっかりポール様の虜になってしまったのでした。

4時をまわったところで、バラもふわふわ、心もふわふわ、足取りもふわふわ、
そろそろ園内を出ようとしましたところ・・・
出口付近でこんな子に遭遇したのでございますよ。

Ghislaine de Féligonde
ギスレーヌ様です。
なんておしとやかでおおらかなレディーですこと!!
このお方にも惚れ惚れしてしまいます。
ソフトなオレンジがかった蕾に淡いクリーム色のお花でしべも可愛い。
そして! なんと、また、あの病気を発症してしまったのです!!
バラ苗ほしい衝動病・・・Oh, my goodness!!!
出口を出かけたところだったというのに、また引っ返して、苗売り場に
た~っと足が向かってしまいました。
ギャ~ン!! またしても想定外のバラ苗のお買い物をしてしまいましたわ!!
ええ加減にせんか~っ!!! と天のお声が聞こえてきます。
そんなわけでpeter beales社からの輸入ものだというギスレーヌ様の苗が
現在モンプティジャルダンの片隅につつましくしておられます。 
来年の春が楽しみだなぁ~っ!!!

ついでにバラクラのセレクトショップで焼き立てスコーンやイギリス製の
スイーツ類もこうて参りました。 


手前まん中はバラクラベーカリーの4種のスコーン、左奥はレモン味のファッジ、
クランベリーが一杯入ってチャンキーなクッキー、右手にセヴィリアオレンジに
ウイスキーの風味付けした苦みが美味しいマーマーレード。
朝、スコーンをカリカリにトーストして、半分に割った所にクロテッドクリームと
マーマレードをたっぷり塗っていただきます。
市販で売っているスコーンはぼそぼそしていたりしますが、こちらはサクッサクで
とても美味です。
血糖値が一気に上昇するで~っ!!! ロカボどころでありませんな。

nahema, beverly, sonia rykiel, rose de molinard...
モンプティジャルダンの2番花達を摘んできました。
チョキンと切って、ただゴブレットにさすだけですが、テーブルがとたんに
明るくなります。
バラクラ、バラのある暮らしって、人の気持ちをアップしてくれますね。
落ち込んでいる時などはローズ&ハーブセラピーは相当効力がありますよ。

では、またね!!
皆様お達者で~っ!!!!!