jeudi 17 avril 2014

失われた時を求めて?

「マドレーヌをひとちぎり紅茶に浸して味わった瞬間、忘却の彼方にあった
懐かしい日曜の朝の記憶が突然よみがえってきた・・・。」
スイーツってそんなことありますよね。


このペーパーバックの表紙の絵とっても可愛くて雰囲気がでています。
最近「スワン家の方へ」を読みだしたところ。
マドレーヌではないけれど、ラデュレのマカロンをサクっと噛んだ瞬間、フランスの
ことを思い出したりしております。


私のお気に入りのフレーバーは4つありまして・・・。
まずは水色のマリー・アントワネット。
マリー・アントワネットの熱い紅茶と一緒にいただくのは、ちょっとした幸せな時間。
華やぎのある香りに癒されます。
そしてヴァニラ色のフラードランジェ(オレンジの花)のマカロン。


すっかり忘れていた香りにいろいろ思い出しました。
フランスだと日常に何気なく入り込んでいる香りです。 
アイロンがけ用水や石鹸、化粧水、キャンドル、など。
そしてマルセイユのナベットというビスコットにも使われています。
茶色の菓子袋を開けたとたん、プロヴァンスの香りが一杯ひろがります。
そして、上のマカロンの写真には入っていませんが、シトロン・ヴェルヴェンヌ。


これもすっかり忘れていましたが、ヴェルヴェンヌのハーブティーはどこの
食品店にもおいてあります。 夜、暖まって眠れるよう、よく飲んだものです。
日本だとオクシタンにヴェルヴェンヌを使ったものがいろいろありますね。
ちなみにオクシタンのホームページを見ていたら、ヴェルヴェンヌは、
「恋を呼ぶハーブ」と呼ばれているそうです。
それで残りの1つはカシス・ヴィオレット。
カシスも日本ではブルーベリーの影に隠れてすっかり忘れていました。
この紫色のマカロン・・・美味し!! 水色に負けず美味し!です。
そう言えばカシスってこんなに美味しいんだったっけ・・・と言う感じ
で思い出しました。
フランスのことを思い起こすグテ(おやつ)の時間でした。