lundi 15 décembre 2014

あれから40年でなく約100年

寒くなりました。 でも日本の冬ってとっても好きです。
夏の超多湿はつらいけど。 
天高く馬肥ゆる冬(秋でしょ)と言う感じで、空が青い晴天の日が多いからです。
ヨーロッパは南はまだいいけど、パリなんか気が滅入る天気がずぅ~っと続きます。
短い秋が終わると、毎日雲に覆われ空が低い日が少なくとも3月までは続きます。
そして、朝は9時位まで暗く、午後は3時過ぎるともう夕方っていう感じ。
メリークリスマスのような陽気な行事がないとどんより暗くて落ち込みやすいような。
でも、そういうアンニュイな感じや色合いが好きな方もいらっしゃいますよね。
かつて多くの印象派の画家達は南の明るい光と色彩を求めて南下して行きました・・・

リアルタイムのバラさん達は一体いつ咲くんだ!と蕾をツンツンこづいてみたり、
触ってみたりして、じれったくなっておりますが、マダムバタフライの蕾は今、
2~3日置きに1つづつ開いているところです。
その度に鉢から切ってきて花瓶にさしてます。

Madame Butterfly
1918年作出で、1912年作出オフィーリアの妹。 あらから約100年(弱)♪!
時間による自然淘汰されずに生き残ったハイブリッドティーの1つと言えましょうか。


まん中の高芯の部分がワインカップの形をしています。
私的にハイブリッドティーの高芯咲きで好きな形は、先に向かって行くに
従いちょっと開いてカーブしたようなワインカップ(グラスでした)の形。
オラールのフラムなんて大好きな形です。
とにかく、まん中の渦巻きが好きなんです。
で、今シュラブローズ全盛期です。  あれから40年♪、ではないですが、
あっちも、こっちも、そっちも、どっちも♪、カップ型ロゼット咲き。
花の中心部がぎっしり花弁で詰まったような形が多い。
デザイン性のあるものって、全て流行りがあるから、逆に40年前は
右も、左も、前も、後ろも♪、ハイブリッドティーと言う感じだったのかもしれません。
イングリッシュローズってとても好きですが、若干、この子の色を変えたら
あの子になる、なんて思う所があります。
HTはロゼット咲きに比べて、花弁の枚数は少なくても、ヴォリューム感
は同様にあります。


花開いた後半はこんな形になります。 なんだか蝶がひらひらしているみたいな
感じで、だからバタフライなのかなぁ?なんて思いました。