dimanche 9 novembre 2014

打ち明け話をするバラ

バラの花は春、夏、秋でそれぞれ大きさや形、花弁の枚数、色に変化があり
面白いです。 今日ご登場のバラもその時々で咲く表情がいろいろに変わります。

Confidence
コンフィダンス。 1951年フランスメイヤン社作出のハイブリッドティーです。
フランス語で信頼、とか、打ち明け話という意味があります。
夏はピンクみがなく、クリーム色で咲いていました。 上は9月に咲いた時の写真。
バラ図鑑でみるような薄桃色になってきましたが、結構ピーンとした剣弁型でした。
そして、今週。


それまで剣弁で咲いていたのが、ひらひらっとした、ややフリルががった
半剣弁で咲きました。
弁底に淡い黄色が入っていて、季節よって、そのかかり具合が変わるようです。
果物で言うと、白桃から黄桃手前のような淡い色合いです。
もう一枚。


晴れた日もいいけど、曇った日も優しくしっとりした表情を見せます。
ふわっとひろがり、おおらかで、ちょっとオールドスタイルな感じだけど
優雅なバラです。 そこはかとなく香り立つ芳しさがあり、おしとやか。
そういう女性に打ち明け話をしたくなるのでしょうかね? うふふ?
この晩秋に、後、どのバラが咲いてくれるでしょうか・・・
植え替えだの、剪定だの、寒肥だの、つるバラの誘引だの、これから
寒くなっていく中いろいろな作業が待ってます。
夏の間は散々汗をかき蚊にさされて作業したものですが、今度は寒さと
闘います。 バラ女王様(ご主人様)に翻弄されながらお仕えする
ジャルディニエール(仏語で庭師)でした・・・。