vendredi 1 mai 2015

カクテルで乾杯!

とうとう蕾達がポツリポツリと開きだした。
ラフランス、アブラハム・ダービー、レディヒリンドン、パレード、チッペンデール・・・
朝一番、一輪開くたびに、チョキンと鋏で切ってきては
花瓶に挿してきれいな色を眺め、悦に入っていた。
そして、はっと、我に帰る。
「一体、こんなにいろいろな色や形のバラを植えてどうする気だ?」
まるで1/10000(0もう1つ?)のミニ京成バラ園みたいではないか。
私の頭の中は分裂気味に違いない。
そうだ! バラを見ていると躁状態 になるところも怪しい・・・
デルバールだのイングリッシュローズだのクライミングだのオールドローズだの、
伸長力旺盛なバラ達がこのまま順調に育てば、
この小さなモンジャルダンはやつらの何万もの蕾や枝やトゲで覆われた
バラのジャングルになってしまう!
大変だ! 「バラに囲まれて暮らす家」どころか
「バラにからまれて溺れる家」になってしまう!
いつか襲ってくるであろう身の危険に震える自分がいた。
「いや、待てよ。」 そこで不安に揺れる心を落ち着かせる。
もしかして、これは一種の「低炭素化活動」なのではないか?
先月受けた一級建築士定期講習でなぜか記憶に残った言葉が脳裏を横切る。
小さいとはいえ、「都市の低炭素化促進」に則しているではないか?
思わずバラの木に駆け寄り、緑の葉っぱの前で呼吸してみるのであった・・・

な~んて、「植物女子ラベンダー」?のドラマの空想でした。

ここのところ初夏のような天気が続きます。 
アーチに這わせているカクテルが一斉に開きだしました。

Cocktail
カクテルって初夏の陽気な感じ一杯のバラでいいなぁ。
まん中が黄色でまわりが赤の一重咲き。 この素朴さが好きです。
今年は1つ1つの花が去年より心もち大きい感じがします。
肥料をちゃんと上げといたからかな?


下からアーチを見上げてみました。
隙間から朝の光が注ぎます。 眩しい。


丁度真上にベランダがあって見下ろしたところ。
元気な子達だね。
カクテルにオランジーナでカンパーイ!!